卵子提供の対象となる年齢や健康状態について

卵子を提供するということ

不妊症の治療方法として、第三者から卵子の提供をしてもらい体外受精し受精卵を移植するという方法があります。体外受精を何度やってもうまくいかなかったり、病気などにより卵巣を摘出し卵子が作れなくなった場合など理由は様々です。
こういった人に卵子を提供するとなると、まずは卵子提供ドナーになることが必要です。流れとしては卵子ドナーに登録、マッチングが行われ決定すると、詳細の説明と同意、健康状態などのチェックが行われカウンセリング後採卵手術が実施されます。採卵手術は麻酔をした後、膣の奥から卵巣に長い針を刺し、卵子を含む液を取り出します。採卵手術は10分程度、麻酔の回復を含んでも2時間程度で終わり、その後は通常の生活に戻ることができます。

卵子提供の際の注意点

卵子を提供する条件としては原則35歳未満で、既に1人以上の子供がいる成人女性とされています。年齢制限は加齢とともに卵子の質が低下し、せっかく採卵してもいい結果に結びつかない可能性があるためです。また卵子提供についての理解と配偶者の同意も必要です。それから、提供する採卵回数は2回までとなっています。卵子提供する本人の健康状態については健康であり、生理周期が定期的であること、性病などの感染症にかかっていないこと、本人または親族に遺伝子疾患を持った人がいないことなどがあります。また卵巣の状態が良く、婦人科の疾患のないことも重要です。
子供に恵まれない家庭の力になれる卵子提供。もし条件にあったら考えてみるのもいいのではないでしょうか。